村田諒太の判定負けは正しいジャッジ。

WBA世界ミドル級王座決定戦で村田諒太選手(31歳)が、判定負けで王座戴冠を逃しました。

疑惑の判定負けと言われていますが、果たしてそうなのでしょうか?


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WBA会長、激おこプンプン丸!

村田選手は、ご存知の通りロンドンオリンピックの金メダリストです。

アッサン・エンダム選手とWBA世界ミドル級の王座をかけて対戦し、村田選手は第4ラウンドにダウンを奪いました。

見事なカウンターでしたよね。

ばっちーん!ってカウンターで顔面を捉えましたよね。

スローVTRで観ると、そのカウンター加減がよくわかりますよね。

その後も強烈な右ストレートでたびたびアッサン選手をふらつかせました。

僕もTVで観ていましたが、「KO勝利は時間の問題だ!」と思いましたよ。

ロープに寄りかかってダウンを数回免れていましたし。

「ダウン」と判定されてもおかしくない程の状況でしたよ。

しかし、判定の結果、エンダム選手が2対1で勝ち、村田選手の王座獲得はなりませんでした。

TV観戦をしていた多くのファン、会場にいた多くのファンが、村田選手の勝ちを確信していたことでしょう。

僕も試合直後は、「あ、村田選手が勝ったな!」って思いました。

一方で、村田選手自身は、嫌な予感がしていたようです。

「試合終了後、今日は手が上がる前に変な予感はしていました」

その胸騒ぎが現実のものとなっちゃいましたね。

会場はブーイング、ざわざわと、どよめきます。

試合後、WBAのメンドサ会長は、ツイッターで怒りの投稿をしています。

「公正な採点がされなかったことに怒りを覚え、不満を抱いている。私の採点では、村田選手が117-110で勝っていた。まず初めに、村田選手と帝拳ジム、そして日本のボクシングファンにお詫びしたい。どのようにして、このひどい判定結果のダメージを修復すればよいのか、言葉が見つからない。私はチャンピオンシップ委員会に再戦を要求する」

WBAの会長が、このようなコメントを出すことは、異例中の異例です。

僕も驚きました。

ボクシングは結構好きで、頻繁に観ているのですが、WBAの会長が過去にこのような発言をした記憶がありません。

さらに、関係各所に「再戦を命じるように求める」と言っています。

WBAの会長って、再戦命令の権限を持っていたいのですね。

この試合で、そんなことを知ることになりましたよ(笑)

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村田選手の勝利だったのか?

村田選手は、エンダム選手との対戦に、1つの作戦を立てていたようです。

そして、その作戦を見事にやり遂げました。

第1ラウンドはガードを固め、エンダム選手の様子を見ます。

第2ラウンドから右ストレートを打ち抜き始めます。

敢えて力強い単発とし、連打を避けます。

第4ラウンドには、カウンターのストレートを打ち抜き、エンダム選手からダウンを奪います。

明らかに、エンダム選手はダメージを負っていましたよね。

終始、ガードを固めて前に出て、隙きあらば右ストレート、左フック、ボディーでポイントを稼ぎ、ダウンを奪う。

村田選手は一貫して作戦を徹底し、主導権を握って試合を有利に展開しているように見えました。

エンダム選手の疲労、ダメージは僕から見ても明らかでした。

試合の終盤は、エンダム選手が軽いパンチで積極的に手数を増やして、足を使って逃げ回る。

そんな風に見えましたね。

そのあたりは、エンダム選手の経験が成せる技なのでしょう。

「うまい具合に立ち回る」ことが上手だったわけです。

結局、判定までもつれ込み、エンダム選手が新チャンピオンになります。

ジャッジの二人はエンダム選手を優勢と判断しました。

エンダム選手の手数、積極性がポイントに繋がったのでしょう。

確かに、村田選手の戦い方は

  • 手数か少ない
  • 待ちの姿勢
  • 消極的

とジャッジされる危険性があります。

僕もTVで試合を観ていて、「手数が少ないなぁ」と感じていました。

「もっと手数を出せばいいのに」って。

ラウンドが進むに従って、こうも思うようになりました。

判定にもつれ込むと、ちょっと危ないかな。

特に第1ラウンドは、ガードを固めているだけでしたから。

第1ラウンド終了間際に1発か2発のパンチを出しただけですもんね。

本当は、ジャッジ人の誰がジャッジしても、同一の結果になることが望ましいです。

まぁ、そりゃ~当然ですよね。

しかし、ジャッジするポイントは複数あり、どのようにジャッジされるかは、ジャッジ人によってまちまちなのです。

3人全員のジャッジが同じ結果にならないことは、ボクシングではよくあり得ます。

ってことは、今回の試合は「作戦ミス」と捉えることもできますよね。

特にセコンドの「作戦ミス」だった可能性があります。

セコンドは、有効打が多いから、そんなに手を出さなくても大丈夫だろうと判断したのかもしれません。

逆に、セコンドが「やばい、ポイント取られてるかもしれないから、もっともっと手を出していけ!」

と指示していたら、結果は変わっていたかもしれません。

あ、実際には、セコンドが手数の指示を出していたかもしれませんけどね。

まぁ、結果論なので、仕方がないことではありますけど。。。

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ジェントルマン、村田諒太。

試合後、2人はホテルのロビーで会い、村田選手は次のようにコメントしました。

「エンダム選手と話をしました。大切なことは、2人がベストを尽くしたこと、日本に来てくれて感謝しているとエンダム選手に伝えました。エンダム選手と彼のスタッフ達にも感謝致します。ありがとうございました」

疑惑の判定に対しても、村田選手は、

「結果は結果。僕自身がどう受け止めたかではない。第三者の判断が全てですから」

とコメントしています。

最後まで紳士な対応に終止した村田選手は素晴らしいと思います。

どこかの3兄弟とは全く違いますね(笑)

ボクシングでは、「相手をぶっ飛ばす!二度と立てなくしてやる!」くらいの気持ちは必要だと思います。

あくまでも「気持ち」ですよ。

はじめの一歩でも言っていましたね。

「一歩は優しすぎるのだ」って(笑)

しかし、試合が終わった後は、殴り合うボクシングとは言えスポーツなのですから、紳士的でありたいものです。

村田選手の判定負けは、もしかすると、村田選手の「優しさ」がアダになったかもしれませんね。

TVで何回もインタビュー等を受ける村田選手を観ましたが、本当に優しそうな方ですよね~。

今回の経験を活かして、次こそは世界の頂点に立って欲しいですね。

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